14.名もなき花よ
作詞:コシノヒロコ
作曲:河口京吾
しだかれど凛と咲いた 名もなき花よ
うつせみ頷くように 何故に微笑むの
いつかすべてにありがとう言えたら
無くしたもの傷つけた人にゆるされるのかしら
破れた恋 うたかたに過ぎれど
重ねましょか愛し日々 押し花にして淡く香るまで
誰気付かれずども咲く 名もなき花よ
静かに空を見上げて 何想うのでしょう
時の川面に涙流したら
やさしい人の笑みをたどって 遥か遠くまで行けたなら
明日が見えずにうつむくとき
道辺にゆれている花がささやくから
叶わぬ夢 たゆたうは夕映え
描きましょか胸の奥 くすぶる思い灯してもう一度
破れた恋 うたかたに過ぎれど
重ねましょか愛し日々 押し花にして淡く香るまで
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